2009年12月アーカイブ

ミラクルフルーツ

1725年、探検家のデ・マルシェにより原産地である西アフリカで発見された。デ・マルシェは現地の人々が食事の前にこの果物を採って噛んでいる事から、ミラクルフルーツの存在に気付いたという。
ミラクルフルーツの木は常緑樹で、コーヒー豆ほどの大きさの小さな赤い果実を実らせる。木は現地では6m以上にもなるが、他所で栽培されたものは多くの場合1.5mにも満たない。花は白く、何ヶ月もの期間にわたり開花している。果実は年に2回、雨季の後に収穫可能である。
ミラクルフルーツの実自体は甘くないが、数本の炭化水素鎖を持つ特殊な糖タンパク質であるミラクリンを含んでいる。この実を食べると、ミラクリン分子が舌の味蕾に結合し、次に食べた苦味や酸味のある食べ物(レモンやライムなど)および薬剤を甘く感じさせる。この効果は30分から2時間程度持続する。ミラクリン自体は甘味料ではなく、感じる甘味は後続の食べ物に左右される。


ドライフルーツ

これらは、収穫すると生のままでは傷み易く長期間とって置けない果物を保存するための古くからある方法であるが、保存食として用いられるほか、製菓材料として用いられることも多い。乾物としても扱われ、紅茶に漬けて戻して使う事もある。


乾燥しているため、果実の甘味などの風味や各種栄養が凝縮されている他、干し柿のように生のままでは食べにくい果物を美味しく食べられるようにする加工技術もあるなど、食品加工の一形態にも位置付けられる。これらは菓子の発達していなかった時代の原始的な菓子(菓子の語源とも)であるとも考えられる。保存性を高めることで輸送し易くして、広い範囲に果物を流通させるためにも役立っている。



なお20世紀に入ってからは食品加工技術も発達、また食糧生産面でも様々な保存性も高い食品が工業単位で製造され販売されている中で、これらドライフルーツは菓子一般に比べ加工度が低く、自然食品ないし健康食品としての側面もあり、これを好む消費者も見られる。


なお乾燥させる技術だが、天日に干したり砂糖で脱水させたりといった方法の他に、油で揚げたり、近年ではフリーズドライなどの技術も利用される。

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